風力発電に関する資料集

■ 風力発電の問題に関するお勧め動画

超低周波音による健康被害-マリアナ・アルヴェス・ペレイラ博士の動画より~

ペレイラ博士は低周波音の健康被害について30年以上研究してきた科学者です。低周波音が頭痛やめまい、不眠を引き起こすだけでなく、人体全体に影響を与えて、心膜や血管の肥厚を引き起こし心筋梗塞や脳梗塞などの原因になっていること説明してくれています。

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マイケル・ムーアの「Planet of the Humans」

・動画についての関連記事

リベラル陣営から飛び出した再生可能エネルギー批判

(キャノングローバル戦略研究所)

https://cigs.canon/article/20200522_6433.html

再エネの『不都合な真実』を暴く(長周新聞)

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/19923

自民党・青山 繫晴議員

風力発電の真実

 立憲民主・川田 龍平議員

安来市で事業を進める事業者のグループ企業が行う宮城県加美郡加美町の風力発電事業について

事業者と地域が締結した不利な地上権設定契約について

3時間くらいの動画ですが、1時間30分あたりから地上権設定契約について弁護士の解説があります。加美郡加美町は事業者であるJREと不利益な条件を締結しています。例えば、豪雨、地震、地すべりなどで自然災害が起こり、復旧しなければならない場合、土地貸主である町側が町の費用と責任で、復旧・修復をすることになっています。(条文第6条・第2項)事業者が倒産した場合、事業者が負担するのは事業者がその時に保有する現金、預金および財産に限定しています。また、町が事業者の債権を放棄することを約束し、財産の差押えなどは出来ません。風車を撤去にかかる費用は1基あたり1億円以上かかりますが、町が負担することになるということです。

■参考

風力発電施設から発生する騒音等への対応について - 環境省
座長は理工学部教授であり、委員は工学部、社会学部、法学部などの関係者がほとんどのため、結論としては風車と低周波の健康被害については認められないとほぼ結論付けています。

これに対し、「行政は、音響工学的調査にとどまり、医学的な調査が行われていないのではないか」という意見があり、環境省は、環境研究総合推進費の公募型研究「風力発電等による低周波音・騒音の長期健康影響に関する疫学研究(研究代表者:久留米大学 石竹教授)」を実施している、としています。ただ、内容を見ても医学的見地からとよりは、HIAという利害関係者のアンケート手法についての世界各地の調査報告とやはり音響工学的調査に生活習慣のアンケート結果をまとめたもので、基本的には当該事業者が住民説明会で事業を進めていく上での知見資料のようです。

一方で、「ウインド・タービン・シンドローム:ある自然実験に関するレポート ニーナ・ピアポント、MD、PhD 日本語版訳 鶴田由紀 」は医師が書いたレポートで、20Hz 以下の超低周波音が聞こえるか聞こえないかではなく、実際に出ている症状群を出発点としています。そしてウインド・タービン・シンドロームは内耳の前庭システムが仲介する知覚的・神経的現象だと述べています。

※和歌山県由良町で風力発電の健康被害問題に取り組んでいらっしゃる由良守生さんのホームページに上記資料に内耳の図解がはいった説明資料が掲載されていましたのでこちらからリンクを張っておきます。→ ●ウインド・タービン・サマリー●